第3期株主総会開催
去る6月18日に第3回おきたま新電力株式会社第3期株主総会が米澤牛DININGべこやにて開かれました。
議題は次の通りです。
第1号議案 計算書類承認の件
第2号議案 剰余金配当の件
第3号議案 役員報酬の件
第4号議案 第4期事業計画(営業計画)の概要について
今期は、過去2回にわたる累積欠損金も年度3か月目で黒字化するなど、経営も予想以上の速さで健全化されてきたのが特長です。
この成果は株主をはじめ設立に賛同した各界の関係者の皆様のお力であること。
特に置賜三市五町の首長様はじめ、脱炭素に向けての積極的な行政の取り組みがあったからこそと後藤社長からの挨拶にもありました。
期間:2023 年4 月~2024 年3 月
小売電気事業 売上:618,521,787 円 供給電力量:20,180,478 kWh
他にもPPA事業や飯豊町、長井市、米沢市、川西町などの自治体とと連携したコンサルティング業務などがありました。
井上取締役からは次の重点施策の提案がありました。
1 2024年度重点施策
(1)地産地消の推進、固定電源の確保
<2024年度目標>
・FIT特定卸供給取引契約量:10,000kW
・非FIT、卒FIT相対卸取引契約量:500kW
主な電源確保の現状について小野社員から報告があった。
(2)経営安定化市場価格変動に対する回避(ヘッジ)
(3)小売事業の推進
<2024年度目標> 契約電力:26,000kW
(4)低圧需要家への電力販売開始
<2024年度目標>
・2024年10月からスタート
・低圧需要家の契約電力:350kW
本格的な取り組みはまだ先になります。
(5)PPA事業の構築
<2024年度目標>
・事業運用開始 :3件
・設備設置:1件(長井市:300kW)
・事業検討:3件(飯豊町)
2.地域サポート事業の更なる深化
(1)飯豊町・米沢市「脱炭素先行地域事業」
<2024年度目標>
・「脱炭素先行地域事業」計画提案書の作成、提出
・地産地消メニュー構築
・地産地消メニュー構築に向けた新規発電所との契約
(2)米沢市に米沢牛バイオガス発電所設置に向けて(案)
(3)バイオガス発電から出る液肥の活用(案)
2024年度も公共団体の施設や民間の高圧施設を中心に地産地消の再生可能エネルギーの普及を第一の事業にしていきますので、よろしくお願いいたします。