山形鉄道フラワー長井線の車両を、再生可能エネルギー利用の蓄電池とモーターを使って走らせる実験事業が環境省の委託事業によってスタートします。
この事業は長井市に本社を置く「ジェットコネクト株式会社」が受託したもので、令和8年度までの3年間にわたる事業です。
目的は、内燃機関の老朽化で運用が停止される鉄道車両を、ソーラーパネル・バッテリー・
電動モーターを用いた最新技術によって延命/復活させ、車両の新造コストと維持コストを低減させます。
それらによって鉄道事業者のCO2削減を含めた環境対策推進と経営効率改善の両立を図るというものです。
おきたま新電力は、列車の屋根に取り付けたソーラーパネルが夜間や気象等によって発電出来ない状況下において、地元由来の再エネを調達供給し、列車運行をサポートして参ります。
地域の電力資源を活用した、地方鉄道の新たな試みに期待したいものです。